アマ横綱の日体大・花田秀虎、異例のアメフト挑戦 将来は角界入りも視野

アマ横綱になった時の花田秀虎。今度はアメフト界でナンバー1を目指す
アマ横綱になった時の花田秀虎。今度はアメフト界でナンバー1を目指す

 全日本相撲選手権で1年生として、元幕内・久島海以来36年ぶり史上2人目の「アマ横綱」となった花田秀虎(ひでとら、20)=日体大2年=が、6日に川崎市内で行われる社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」の合同トライアウトを受験することが5日、分かった。角界では、有望株として今後の去就が注目されていた。

 在学中のため即入団はできないが、卒業後はアメフト選手を目指すと決断した。20代半ばまでアメフト、その後の角界入り(25歳未満の年齢制限)も視野に入るが、まずはアメフトでトップを狙う。「良い結果を出してインパクトを残したい。アメフト界でも、私の存在を知って頂けたらうれしい」

 身長184センチ、体重135キロ。筋肉が隆起した肉体は「格闘家」そのもの。科学的な知識も十分身につけ、土俵で四股を踏みながら、ジムにも通い、ハードなトレーニングを積んだ。合同トライアウトに向け、NFLへの挑戦経験があるアメフトの栗原嵩(34)から約3週間、指導を受けた。多くの関係者が注目する中、当日は10、40ヤード走、方向転換走、垂直跳び、立ち幅跳びなどを行う。

 和歌山市で生まれ育ち、小学2年生でわんぱく相撲で優勝し、レスリングや柔道にも取り組んだ。父の眞秀さんはレスリングの元全日本学生選手権王者、母の恵美さんも柔道の元国体選手。幼い頃から、スポーツが身近にある恵まれた環境で育った。中学生から本格的に相撲に取り組み、県立和歌山商では世界ジュニア選手権個人無差別級で連覇するなど、数々のタイトルを獲得。斉藤一雄監督や両親ら関係者にも相談し、アメフト挑戦を決めた。

 2月の「スーパーボウル」はテレビの前で、大ファンのラムズに声援を送った。「これまでいろいろな競技の選手と交流し、たくさんの刺激を受けた。今回、どれだけ力が出せるか、自分自身を試したい」。“二刀流”に向けて大きな挑戦が始まる。

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