【チューリップ賞】ナミュール1番人気に応える1馬身半差の完勝 横山武騎手「馬の力だけで勝つことができた」

スポーツ報知
横山武史騎乗のナミュール(左端)がゴール前抜け出す

◆第29回チューリップ賞・G2(3月5日、阪神競馬場・芝1600メートル=良)

 桜花賞・G1(4月10日)と同じ舞台で行われるトライアルは、3歳牝馬15頭によって争われた。横山武史騎手が手綱を執った1番人気のナミュール(栗東・高野友和厩舎、父ハービンジャー)がゴール前で抜け出して重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分33秒2。

 1馬身半差の2着には最内を伸びた13番人気のピンハイ(高倉稜騎手)が入り、さらに首差の3着には2番人気の“2歳女王”サークルオブライフ(ミルコ・デムーロ騎手)が続いた。なお、3着までの馬に本番の優先出走権が与えられた。なお、3番人気だった阪神JF3着馬、ウォーターナビレラ(武豊騎手)は5着だった。

 横山武史騎手(ナミュール=1着)「賞金的に権利(優先出走権)を取らないといけないなかで、よく頑張ってくれました。正直、馬の力だけで勝つことができた。僕的には悔いが残るレースでした。スムーズという競馬ではありませんでした。前走でも負けて強しの内容でしたし、調教の感触から柔らかさは一級品だと思っていたので、(この馬が)勝ったことに不思議はありません。どれだけ成長してくれるのか、楽しみです」

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