オリックス・山本由伸投手が4日、先発する5日のDeNA戦(横浜)で本番モードの投球を予告した。「そこに投げるつもりで練習してきた」と2年連続の開幕投手を前提に、オープン戦初登板を迎えるエース。2回程度を予定し「強い真っすぐと変化球もしっかり投げて。2ストライクからは高さとかも重視したい」とテーマ設定した。
ここまでは一度、実戦形式の打撃練習に登板しただけ。3日には大阪・舞洲のブルペンで50球を投げ「試合で(打者が)どんな反応か。すごく楽しみです」と話すなど状態は良さそうだ。同球場の登板は金メダルに輝いた昨夏の東京五輪以来。昨春のオープン戦では嶺井に3ランを浴びており「いろんな思い出があります」と苦笑いした。
「感覚を取り戻したり、いろいろなことを確かめながら投げたい」。5日は宮城への“豪華リレー”も予定される。スゴ味が増した大黒柱に注目だ。