【日本ハム】今成泰章スカウト死去 66歳 ダルビッシュ有、大谷翔平を担当 阪神にも在籍

2004年12月、日本ハムから1巡目指名を受けた東北のダルビッシュ有(右)の仮契約で並ぶ、スカウトの今成泰章さん
2004年12月、日本ハムから1巡目指名を受けた東北のダルビッシュ有(右)の仮契約で並ぶ、スカウトの今成泰章さん
球団スカウトを務めた今成泰章さんが亡くなりスコアボードには写真が表示された(カメラ・竜田 卓)
球団スカウトを務めた今成泰章さんが亡くなりスコアボードには写真が表示された(カメラ・竜田 卓)

 日本ハムは3日、今成泰章スカウトが2日、劇症型溶血性レンサ球菌感染症のため埼玉・朝霞市内の病院で死去したと発表した。66歳だった。

 今成スカウトは阪神スカウト時代に平田勝男、和田豊、桧山進次郎らの獲得に携わり、03年に日本ハム入団。ダルビッシュ有、大谷翔平、上沢直之、野村佑希らを担当。数々の選手をプロに送り込んだ名スカウトだった。また、次男の亮太氏(34)は05年ドラフトで父のいる日本ハムに入団し、阪神を含め13年間プレー。2日には日本ハム―ヤクルト戦のテレビ解説を務めていた。

 札幌Dが悲しみに包まれた。新庄監督を含めチームはヤクルト戦(札幌D)の練習前、グラウンドで黙とうをささげた。阪神の選手時代から親交がある指揮官は「お前は必ず1軍でスターになれるからしっかりやっていけよと、声をよくかけてもらった」と思い出を語った。

 先月の沖縄・名護キャンプで会い、話したばかりだった。指揮官は「『死んでもスカウトがしたい』って言っていて、スカウトが大好きで大好きで仕方ない方だった。目をつけた選手が1軍の舞台で活躍する姿をものすごく幸せに感じていた方なんで…。残念で仕方ないです。今成さんの魂を、ファイターズのスカウトの方たちは学んでいると思うから、生かしてほしいですね」と話した。チームはこの日、喪章をつけ試合に臨んだ。

 ◆今成 泰章(いまなり・やすあき)1955年7月14日、東京都生まれ。堀越高から駒大を経て、78年に阪神にスカウトとして入団。チーフスカウトも務めた。03年から日本ハムスカウトとして、ダルビッシュ有、大谷翔平の獲得に携わった。

 ◆劇症型溶血性レンサ球菌感染症 突発的に発症し急激に進行する敗血症性ショック病態。手足の強い痛みや壊死(えし)から多臓器不全などに進行し、致死率は約30%。成人に多い。症状が急速に進み多臓器不全で死亡することもあることから「人食いバクテリア」とも呼ばれる。

2004年12月、日本ハムから1巡目指名を受けた東北のダルビッシュ有(右)の仮契約で並ぶ、スカウトの今成泰章さん
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