◇競泳 国際大会日本代表選手選考会第2日(3日、東京・辰巳国際水泳場)
男子100メートル背泳ぎ決勝が行われ、東京五輪代表の入江陵介(イトマン東進)が52秒94で優勝。派遣標準記録を突破し、世界選手権(6月18~7月3日、ブダペスト)への出場を決めた。レース後は「結構自信があったので、まだ決勝の舞台で出し切れなかった部分は反省点だなと思っています」と冷静に語った。
世界選手権は19歳で出場した09年ローマ大会から、7大会連続の出場となる。「回数こなして良いものなのかわからないですけど、7回も出られて幸せです」と笑顔を見せるも、満足はしていない。「メダルという部分では少し遠のいているので、しっかりそこの目標をもう一度。決勝に残ることに満足せずに、厳しくても上を見て頑張りたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。
次戦は5日、200メートル背泳ぎに出場する。