FC東京 特別指定の昌平高17歳MF荒井悠汰が堂々デビュー 才能の片りんを披露

スポーツ報知

◆ルヴァン杯1次リーグ第2節 福岡1―0FC東京(2日、ベスト電器スタジアム)

 FC東京は、福岡に0―1で敗れ、再開初戦を白星で飾ることはできなかった。特別指定の昌平高2年MF荒井悠汰(17)が後半開始から出場し、Jデビューを飾った。

 17歳のレフティーが堂々としたプレーを披露した。荒井は1点を追う後半頭から左サイドで出場。「自分の特長は体の強さやドリブルからのチャンスメイク」とコメントしていた通り、3分のファーストプレーで相手に囲まれながらも得意のドリブルではがして、アダイウトンへつないだ。10分には相手DFと競り合いながらもボールをキープするなどフィジカル勝負でも当たり負けしなかった。

 15分過ぎからは右FWにポジションを変えると、22分には右サイドから切れ込み左足でミドルシュート。24分にはゴール前でパスを受けたが、タッチが乱れて右足シュートは枠を外れた。37分には右サイドからMF梶浦へ絶妙なパスを通すなど、得点こそできなかったが、高校NO1アタッカーの名に恥じないプレーだった。

 思いもかけずチャンスが巡ってきた。FC東京は先月18日に川崎とのリーグ開幕戦(0●1)を戦ったが、新型コロナウイルスの陽性判定を受けた選手、スタッフが相次ぎ、20日から26日までの7日間、活動を停止。チームは27日から練習を再開したばかりで、わずか3日間の練習でこの試合に臨んだ。アルベル監督(53)は「福岡戦は限られたメンバーで戦うことになる。陽性判定を受けた選手の多くが戻ってこられない」と話していた通り、この日のベンチ入りは1人少ない6人。特別指定の荒井もベンチ入りすることになった。

 先月10日に来季からの加入内定が発表。高校2年での内定は、高体連出身としてはクラブ史上最速となる。2月の沖縄キャンプにも参加。重心の低いドリブルと積極的にチャレンジする姿勢を、アルベル監督はじめ首脳陣も高く評価。ルーキーのMF松木玖生と同じく近い将来の中心選手として期待されている。

 チームも川崎との開幕戦に続いて0―1で敗れたが、相手を上回る10本のシュートを放つなど内容も上々。準備期間が短く、選手たちのコンディションが整っていないことを考えると、収穫も多かった。今後、復帰してくる選手もいるだけに、さらに良くなっていくはずだ。まずは6日のJ1・C大阪戦(ヨドコウ)で、今季初勝利を目指す。

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