小林陵侑の個人総合Vの行方は…岡部孝信が分析「陵侑、ガイガー、グラネルを含めた3選手に絞られた」

スポーツ報知
W杯個人総合ランキングで首位に浮上した小林陵侑(ロイター)

 スキー・ジャンプ男子は27日、フィンランドのラハティで個人第21戦(ヒルサイズ=HS130メートル)が行われ、北京五輪の個人2種目で金、銀のメダルを獲得した小林陵侑(25)=土屋ホーム=は1回目に125メートル、2回目に最長不倒の130・5メートルを飛び、H・グラネル(ノルウェー)と同点の合計278・0点で優勝を分け合った。今季8勝目、通算27勝目となり、W杯個人総合ランキングで首位に浮上。3季ぶり2度目の総合Vを目指す陵侑の個人残り7戦を、98年長野五輪団体金メダリストの岡部孝信氏が占った。

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 陵侑は、金メダルを獲得した北京五輪の好調をしっかりと維持している。1回目は、ほんの少し踏み切りで上半身の動き出しが早く見えたが、2回目は修正できていた。25日の五輪後初戦(7位)も、内容的に大きな問題はなかった。大きな飛躍を遂げた北京でつかんだ良いイメージを生かし、W杯の戦いにつなげられているという印象だ。日本男子最多を更新する通算27勝も通過点。今後もどんどん塗り替えてくれるだろう。

 個人総合優勝の行方は、ガイガーとグラネルを含めた3選手に絞られたといっていい。陵侑はこのままの調子を維持すれば、問題なくチャンピオンになれる。3月は、得意とするフライングヒルでの試合も組まれている。飛距離の世界最長記録(253・5メートル)を更新する勢いで楽しませてくれるだろう。(98年長野五輪団体金メダリスト、雪印メグミルク・スキー部監督)

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