【巨人】ドラ1大勢が5日にもデビュー 新庄ビッグボス率いる日本ハム戦「期待してもらえるように」

札幌Dでのデビューが濃厚になった、ドラフト1位の大勢
札幌Dでのデビューが濃厚になった、ドラフト1位の大勢

 巨人のドラフト1位・大勢(翁田大勢)投手(22)=関西国際大=が5、6日の日本ハムとのオープン戦2連戦(札幌D)で実戦デビューするプランが28日、浮上した。桑田真澄投手チーフコーチ(53)が示唆した。寅(とら)年のドラ1ルーキーには、桑田真澄、高橋由伸、長野久義ら主力として羽ばたいた面々がずらり。名だたる先輩に続いて、出世街道を歩み出す。

 最速157キロの剛腕が、ベールを脱ぐ日が近づいてきた。大勢は新型コロナ陽性で出遅れて春季キャンプは3軍スタートとなったが、2月24日から1軍に合流。すでに150キロ超の直球を投げ込むなど、順調にステップを踏んでおり、桑田投手チーフコーチは近くシート打撃に登板する見通しを明かした。さらに「それでも状態が良ければ、また試合という形。1年目なので無理をさせるつもりはない」と、5、6日の日本ハム戦でデビューさせる方針だ。

 高い注目度の中での登板となりそうだ。日本ハムを率いるビッグボス・新庄監督は、打順を抽選で決めたり、守備位置を大シャッフルしたりなどの斬新な采配で話題をさらってきた。今回は1イニング程度の登板が見込まれるが、敵地の雰囲気を肌で感じながらのマウンドは貴重な経験となることは間違いない。また5日には菅野が今季初登板する見込みで、間近でエースの投球を観察できることもプラスと言えそうだ。

 巨人の“寅1ルーキー”には、縁起の良いデータもある。過去、寅年にプロ1年目を迎えたのは86年の桑田真澄、98年の高橋由伸、2010年の長野久義らが該当。桑田は1年目こそ15登板で2勝1敗、防御率5・14だったが、2年目の87年には15勝をマーク。高橋は1年目から中軸を任されて打率3割を記録し、長野は新人王を獲得するなど、いずれも主力選手としてチームを支えた。大勢も北の大地から、出世街道を歩み始める。

 チームはこの日、休養日。初キャンプを終えた大勢は、「1軍の環境だけでも味わえたことは自分にとって一番大きかった」と振り返った。調整遅れの影響もあって開幕ローテ入りは微妙な状況だが、順調に調整が進めばシーズン序盤での公式戦登板も見込まれる。「ファンの皆さんも、自分がどういう球を投げられるとか期待していると思いますし、気になると思う。期待してもらえるように、オープン戦を過ごしていきたい」。G党の期待を受け止めながら、デビュー戦へと向かっていく。(小島 和之)

 ◆大勢のこれまで

 ▽1月20日 スタッフ会議でキャンプ2軍スタートが決定。

 ▽同27日 新型コロナウイルス陽性判定を受ける。

 ▽2月5日 隔離期間を経て、G球場での3軍キャンプに合流。

 ▽同12日 3軍宮崎キャンプ始動で宮崎入りし、ブルペンでキャッチボール。

 ▽同24日 1軍那覇キャンプに昇格し、ブルペンで投球。原監督らが見守る中で直球のみ30球を投げ、指揮官は「やっぱり目を見張るものは持っているね」と笑顔。

 ▽同27日 ブルペン入りし、日米通算381セーブを挙げた佐々木主浩氏から「大魔神フォーク」を伝授された。握りを身ぶり手ぶりで教わり、「自分にハマったという感触はありました」と手応え。

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