【中日】石川昂弥が清原氏直伝弾で5打数2安打4打点…22日に助言「タイミングを投手に合わせる」

2回2死三塁、石川昂弥が左翼へ逆転の2ラン本塁打を放つ(カメラ・豊田 秀一)
2回2死三塁、石川昂弥が左翼へ逆転の2ラン本塁打を放つ(カメラ・豊田 秀一)

◆オープン戦 中日7―9楽天(27日・北谷)

 石川昂が一振りで鬱憤(うっぷん)を晴らした。1点を追う2回2死三塁。滝中の内寄りに来た140キロ直球を狙いすまし、左中間最深部の防球ネットへ突き刺した。左手でバットを突き上げ、満面の笑みで一塁へ走り出すほど会心の一撃。「本当にうれしかった」と珍しく感情を爆発させた。

 「昨日まで、情けない、何しているんだろうと。結果が出ず、ふがいなくてイライラしていた。あの一本で全部吹き飛んだ」。26日のオープン戦初戦は3打数無安打2三振。対外試合通算10打数2安打4三振と苦しんでいたが、差し込まれるのが入団以来の課題だった速球を見事に仕留めた。

 “清原効果”だ。22日に通算525本塁打の清原和博氏が北谷を訪問。その際に「タイミングを取るのが遅い」と指摘を受けた。「とにかく(動作のタイミングを)投手に合わせる。投手と同じ動きをするイメージ。きょうも完璧ではないが、今までよりは良かった」。レジェンドスラッガーのアドバイスをばっちり生かした。

 試合前、地元の少年野球チームに球団グッズを贈呈。少年に「本塁打を打って」とお願いされ「頑張ります」と答えた。「約束を果たせて良かった」と有言実行で夢も届けた。3回2死一、二塁では中前適時打。立浪監督も「真っすぐを狙ってドンピシャ。試合でああいう当たりを見てなかったので非常に良かった。素晴らしい本塁打」と絶賛した。佐々木朗、奥川、宮城らと同世代の高卒3年目。若き大砲が、ようやく目覚めの時を迎えた。(長尾 隆広)

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