日本ハムの野村佑希内野手(21)が25日、沖縄・名護の「BIG組」(1軍)練習中に、球団関係者に肩を借りながらベンチに下がり、練習を切り上げるアクシデントに見舞われた。走塁練習中に足を痛めたとみられる。
3月25日の開幕・ソフトバンク戦(ペイペイD)までちょうど1か月。野村が離脱となれば、ビッグボス・新庄剛志監督(50)の構想にも影響が出そうだ。花咲徳栄高から18年ドラフト2位で入団した野村は3年目の昨季、99試合に出場。7本塁打、37打点、打率2割6分7厘の成績を残し、シーズン後半には4番も経験するなど、三塁の定位置をつかみ取った。
主軸候補として、新庄監督も大きな期待を寄せていた。今キャンプでは三塁以外の守備位置を経験させるなど大注目。12日にケース打撃を行った際には、左翼へ満塁本塁打を放ち、「BIGBOSS STAGE」でマイクを持った指揮官は「ウォーイ! ナイスホームラン! 完璧!」と絶叫していた。