落語協会、個性派新真打ちが意気込み 二刀流、あるあるネタ… 3月昇進の律歌・桃花・風柳・はな平

スポーツ報知
真打ち昇進会見を行った(前列左から)美るく改め三遊亭律歌、春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花、鈴々舎八ゑ馬改め柳家風柳、林家はな平

 落語協会(柳亭市馬会長)の新真打ち昇進披露会見が21日、東京・浅草ビューホテルで行われた。上野・鈴本演芸場の3月下席(21~30日)から真打ちに昇進する、美るく改め三遊亭律歌(りっか=42)、春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花(ちょうかろう・ももか)、鈴々舎八ゑ馬改め柳家風柳(ふうりゅう=47)、林家はな平(37)とそれぞれの師匠が出席した。

 三遊亭歌る多(59)門下で、「律歌」に改名する美るくは「師匠から『自分で決めていい』と言われて、(大師匠が先代の)円歌なので『歌』は絶対つけたいと…。師匠は厳しいですけれど今まで正してくれた。これからは自分で律する、戒めるためにこの名前にしました」と話した。歌る多は「いい意味で細かいことを気にしないおおらかな娘です。これからは彼女次第ですが見守りたい」と激励した。

 春風亭小朝(66)門下で

「蝶花楼桃花」に改名するぴっかり☆は、21年度の浅草芸能大賞新人賞を受賞したホープ。改名には「師匠の小朝が考えてつけてくれました。亭号(を変えるの)は独り立ちする意味で。師匠の名前を一文字下さいと言っていたけれど、守ってくれた。本名の花岡宏行の『花』が入ったすてきな名前です」と笑顔。小朝も「稽古熱心で、どんな人でも笑顔にする華がある。目標に向かって頑張る子なので期待しています」と語った。

 鈴々舎馬風(82)門下で、おかみさんが考案した「柳家風柳」を名乗る八ゑ馬は、「上方落語と江戸落語の二刀流の風柳です。本名が『大谷』なので“寄席のオオタニさ~ん!”と呼んで欲しい」と懇願。馬風は「褒めるところ? 何もねえな!」と毒づきながらも「誕生日にうなぎが届く。ありがたい。気遣いを続けるように…」と辛口な表現で弟子の優しさを表現した。

 林家正蔵(59)門下のはな平は名前を変えずに昇進する。SNSで「落語家あるある」を展開し、書籍化する予定だという。「林家のアイデンティティというか、初代・三平師匠が前座の時から名前を変えず一代で大きくした。それを貫きたいです」とこだわりを口にすると「師匠(正蔵)の芸が好きで生き方を学んでここまできました」と感謝を口にした。正蔵は「(最初に会ったときは)たぬきの置物のようでぼくとつな感じでしたが、意外と細かい気遣いが出来る。下ごしらえは出来たので、これからが楽しみです」と話した。

 真打ち昇進披露興行

 ★鈴本演芸場=3月下席(21~30日)夜の部

 ★新宿末広亭=4月上席(1~10日)夜の部

 ★浅草演芸ホール=4月中席(11~20日)昼の部

 ★池袋演芸場=4月下席(21~30日)昼の部

 ★国立演芸場=5月上席(1~10日)昼の部

 ※4人は交互出演でトリを務める。各日、新真打ちは一人出演で、同日で複数出演はなし。

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