弱さ向き合う“泣かない女"…鈴木夕湖ってこんな人

スポーツ報知
鈴木夕湖(ロイター)

◆北京五輪 ▽カーリング女子(20日・国家水泳センター)

 女子決勝が行われ、世界ランク7位の日本代表「ロコ・ソラーレ」は、同8位の英国に3―10で敗れたが、史上初の銀メダルを獲得した。18年平昌五輪銅、22年北京五輪銀と一歩ずつ、歴史の扉を開いてきたロコ。悲願の金メダルを目指し、新たな挑戦が始まる。

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 「泣かない女・夕湖」と母・倫子さんは言う。小さい頃から家族の前で泣いたことがない鈴木が今大会、涙を見せた。1次リーグで逆転勝利したROC戦、全くと言っていいほどショットが決まらなかった。「本当につらかったが、みんなが助けてくれた」と試合後、ポロポロと泣いた。ロコの皆となら、自分の弱さも分かち合える。カーリング人生で最高の仲間と出会った。

 鈴木は、創設時からのメンバー。当初は人見知りで、ミーティングでも全く意見を言えなかった。「最初の4年間、本当にクソガキで(笑い)。すごい迷惑かけた」。だが、本橋らが広い心で受け入れてくれた。素が出るようになると、いつの間にかムードメーカーとなった。一方で、チーム一の努力家だ。身長146センチは、海外選手と並ぶと頭2個分以上も小さい。だが、ハンデに屈しない強さを持つ。早朝からランニング、練習後も自宅でのトレーニングを怠らない。「私の子供ではない!と思うほどの根性」と母。鈴木はロコのスパイスとなっている。

鈴木 夕湖「日本代表決定戦を戦った全チームのおかげでここまで来られた。銀にはなってしまったけど、日本で勝ち取ったメダルなのかなと思う」

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