高木菜那また転倒 きついマークに焦りが…白幡圭史さんが分析

スポーツ報知
女子マススタート決勝で8位の佐藤綾乃(カメラ・矢口 亨)

◆北京五輪 ▽スピードスケート女子マススタート(19日)

 マススタートが行われ、女子の高木菜那(29)=日本電産サンキョー=は1回戦で転倒し、18年平昌五輪に続く2連覇を逃した。金メダルを逃し、銀だった団体追い抜きと同じ最終コーナーでまたも涙をのんだ。単独で決勝に進出した佐藤綾乃(25)=ANA=が8位入賞した。

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 佐藤選手は、1回戦の男女の日本選手4人の中で、最も安心して見ることができて、決勝もいけるのではないかと期待していました。それだけに、加速ができるコーナーの入り口で靴の刃が後続の選手と接触してしまったのは、もったいなかったです。これも、マススタートのだいご味の、「何が起こるか分からない」というところが、最後の200メートルで出たのかなと思います。仕方ありません。紙一重のことです。

 レース展開は素晴らしかった。韓国の金選手にブロックされながらも、好位置につけて、周りの選手をきちんと見ることができていた。だから、残り2周の時点では、金メダルを取るんじゃないかと思ってました。途中でのポイントを取ることも無視して、最後にかけたのも間違っていなかった。よくやったと思います。

 菜那選手は前回女王ということで、マークがきつかった。そのため、インコースに入れてもらえない展開で、12周目以降はいら立ちが見えました。その焦りが転倒につながったのではないでしょうか。不運としか言えません。頑張った結果なので責めることはできません。(白幡圭史=02年ソルトレークシティー五輪男子1万メートル4位)

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