女子日本代表ロコ・ソラーレ、前半我慢強く戦えるか…両角友佑氏が英国との決勝戦を分析

スポーツ報知
決勝進出を決め抱き合って喜ぶ藤沢五月ら(カメラ・矢口 亨)

◆北京五輪 ▽カーリング女子(20日・国家水泳センター)

 カーリング女子日本代表の「ロコ・ソラーレ」が20日、日本史上初の金メダルマッチに臨む。18日の準決勝で21年世界選手権覇者のスイスとの激闘を8―6で制して、前回2018年平昌大会の銅を上回る銀メダル以上を確定。19日は会場で最終調整を行った。前回大会の3位決定戦で激突した英国との対決へ、スキップ・藤沢五月(30)は「ここで満足しない」と歴史的快挙へ、静かな闘志を燃やした。日本勢の北京五輪の最終日を飾る決勝は、日本時間午前10時5分に始まる。

 * * *

 日本の英国戦のポイントは、まず前半をどれだけ我慢強く戦えるかという点です。一次リーグで敗れた試合(4―10)は、第3エンド(E)までに6失点しました。日本の強さは、前半に積み重ねた正確な氷の情報を使って後半に生かすというところにありますが、序盤に大量失点してしまうと自分たちが投げたいショットを投げにくくなります。そのため石の滑りやすさなど、氷の状態を読む時間も減ってしまいます。

 前半はしっかりと食らいついていき、その間に得た氷の情報を使って少しずつショットの精度を上げていく。そうすることで、後半からは、最後に石を投げることから有利とされる後攻で複数点を取ることができるようになり、逆に不利な先攻では相手を1点に抑えることができるようになります。

 決勝進出を決めたスイス戦も、第5Eに4点を取るビッグエンドをつくりました。これもリード、セカンドで自分たちの攻める形をつくり、相手のサードの選手がちょっとしたミスをしたところで日本のサード・吉田知那美選手がスイーパーの力も借りてベストな位置に石を置いたことがきっかけとなりました。英国もスキップ・ミュアヘッド選手を筆頭に強力。ですが、粘って粘って最後に点差を離していくという日本らしい試合展開ができれば、金メダルは確実に近づいてきます。(18年平昌五輪男子代表、TM軽井沢)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×