◆第57回京都牝馬S・G3(2月19日、阪神競馬場・芝1400メートル=良)
小雨が落ちる阪神で開催されたフルゲートの牝馬限定重賞は、5番人気のロータスランド(牝5歳、栗東・辻野泰之厩舎、父ポイントオブエントリー)が重賞2勝目を手にした。鞍上の岩田望来騎手は98回目の重賞挑戦で初タイトル奪取。勝ち時計1分19秒7。
半馬身差の2着は1番人気のスカイグルーヴ(クリストフ・ルメール騎手)。そこから1馬身差の3着には外から迫った2番人気のタンタラス(川田将雅騎手)が続いた。
5着以下の主な騎手コメントは次の通り。
藤井勘一郎騎手(サンクテュエール=5着)「初めての1400メートルで集中力がカギになると思っていました。藤沢先生(調教師)が残り少ないですし、重賞の機会をいただいて、ありがたかったです」
秋山真一郎騎手(プールヴィル=7着)「4コーナーで上位と差が広がって、それが最後まで詰められませんでした」
松山弘平騎手(ドナウデルタ=8着)「16番枠だったので、なかなか内に潜り込めずに厳しかったです」
酒井学騎手(コロラトゥーレ=9着)「道悪が得意そうなので、ラチ沿いを行こうと思っていましたが、内にいた馬も同じような競馬を狙っていました。それでもきているので、1200メートルのハンデ戦ではまれば」
藤岡康太騎手(オールアットワンス=10着)「スタートから進みがよくなくて、想定よりポジションが後ろになってしまった。その中で脚は使ってくれているのですが」
松若風馬騎手(ジュランビル=12着)「いつも通り、ゲートは出てくれたんですけど…。叩いて良くなると思います」
藤岡佑介騎手(アクアミラビリス=13着)「道中はいい感じでしたが、外枠は厳しかったです」
武豊騎手(クリスティ=15着)「スタートでジャンプするような形で、出遅れてしまったので…」
江田照男騎手(クリノプレミアム=16着)「4角でトモ(後肢)がガクッときて、故障したかと思いました。状態はよかったけど、そこから何もできなかった」