ＲＯＣ補欠のトゥクタミシェワ、転倒連発で４位のワリエワに心痛…「胸が張り裂けそう」

　フィギュアスケート女子で昨季世界選手権銀メダルのエリザベータ・トゥクタミシェワ（ロシア）が１８日、自身のインスタグラムを更新。１７日に行われた北京五輪フィギュアスケート女子フリーでまさかの４位に終わったロシア・オリンピック委員会（ＲＯＣ）の１５歳・カミラ・ワリエワに「胸が張り裂けそう」と思いをつづった。

　トゥクタミシェワは１５年世界選手権金の実力者。北京五輪の代表選考で最重要視されたロシア選手権で７位に沈み、悲願の五輪出場を逃していたが、今年１月の代表発表時に補欠として名前があった。

　ワリエワのドーピング問題で揺れる中、１０日のインスタにはワリエワとの２ショットをアップし「あなたが今何を経験しているの分からないけど、どれほどのストレスかは分かる。頑張って！」とエールを送っていた。

　そしてフリー後には結果を受け、「カミラに胸が張り裂けそうです」と心痛を吐露。「他に何と言って良いのか分からない。おそらく、今重要なことは愛する人の近くにいて、その状況を手放すこと。あなたに強さを！」とつづった。

　また、銅メダルを獲得した日本の坂本花織（シスメックス）についても「花織はすごい！とてもうれしいです。素晴らしかった」と祝福のメッセージを送っていた。