横浜FMは17日、今シーズンのキャプテンにMF喜田拓也が就任したことを発表した。
プロ10年目を迎える不動のリーダーが今季もキャプテンを務める。喜田はクラブを通じて、「クラブ創設30周年。これまで横浜F・マリノスの歴史を作ってきた偉大なる先輩たち、クラブ関係者の方々、そしてファン・サポーターのみなさんの想いを胸に。関わる全てのみなさんが誇りに思えるクラブにしていきたい。横浜F・マリノスという存在が、みなさんの生きがいになるように。マリノスファミリーが心をひとつに。頑張っていきましょう!」とコメントした。
「マリノスを強く、より価値あるクラブにしたい思いしかない」と下部組織時代から育ってきたクラブへの強い思いを抱く主将。創設30周年を迎えるにあたり、「偉大な先輩やクラブの人が人生をかけてつないでくれた歴史の賜物」と感謝しながら「マリノスで戦う以上はすべてを尽くすし、そのために俺は今ここにいると思っているので、今いる仲間と一緒にマリノスを作り上げていく。エンブレムに誇りをもって戦う」とタイトル獲得へ意気込んだ。ボランチとしてのプレーでも、言葉でも、大きな背中でチームを引っ張っていく。
また、副将にはMF水沼宏太、MFマルコスジュニオール、DF畠中槙之輔が選ばれた。昨季副将だったDFチアゴマルチンスが海外移籍し、よりDFリーダーとしての役割も求められる畠中は「チームが常に前向きにチャレンジできるように、喜田キャプテンを支えていけたらと思います。横浜F・マリノス創設30周年、いい年にしましょう!」と決意表明。水沼も「マリノスファミリーみんなの気持ちを一つに、リーグ戦、ACL、カップ戦、天皇杯と、全てのタイトルを獲れるよう共に戦いましょう!」と呼びかけた。