J1札幌 DF福森晃斗が全体練習に合流、FKは譲らない

ヘディングでゴールを狙う福森(カメラ・砂田秀人)
ヘディングでゴールを狙う福森(カメラ・砂田秀人)
左足でシュートを放つJ1札幌FW興梠
左足でシュートを放つJ1札幌FW興梠

 J1北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗(29)が開幕に間に合った。15日の熊本・大津町での全体練習に、10日から別メニューとなっていた福森が加わった。右でん部付近の痛みのため、12日の練習試合・J2熊本戦は大事を取って欠場。回復を待ったことが奏功し、患部の不安がなくなった。アウェー・清水戦(19日)での6年連続開幕スタメンへ、フリーキッカーの出動態勢が整った。

 晴れやかな表情が、復調を示していた。15日の全体練習。6日ぶりに合流した福森は、最後まで仲間とボールを追った。9日に右でん部付近に感じた痛みは「問題なく、大丈夫だった」と消えた。開幕・清水戦の4日前に果たした復帰に「開幕戦は選手全員がシーズン初めから目標としてやっているところ。自分も誰にも負けたくないので。そこに向けてしっかり調整していきたい」と、6年連続開幕スタメンを照準に合わせた。

 開幕前最後の実戦となった12日の熊本戦は、ペトロヴィッチ監督らと相談し、欠場した。「大きなケガになっても困るので。無理はしなかった」と回復を優先させた。1試合こそピッチに立たなかったが、1次沖縄キャンプでは実戦3試合に全て出場しただけに「試合勘に関しては心配していない」と不安はない。前だけを見て歩みを進められる状態はできている。

 意地がある。フリーキッカーを務めるが、昨季は直接FKでのゴールはなかった。「任せてもらっている分、申し訳ない気持ちがある」。雪辱へ、自身の役割にこだわる。熊本戦では新加入のFWシャビエルがCKなどを蹴った。「いいボールを蹴っていたし、自分も中にいた方が得点も取れるから。CKはシャビに任せてもいい」。そう口にしながらも、こう続けた。「ただ、FKは譲りたくない。そこはキッカーとしてプライドがある。自分が去年の分も決めて、チームに貢献したい」。思いを左足に込め、ネットを揺らしにいく。

 自身を含めた主力のほとんどが残り、通算158点を挙げるFW興梠慎三(35)ら実績ある選手が加わった。「プラス材料が生まれたし、チームとしていい雰囲気ができている。今年は誰が出ても遜色ないプレーができる」。そう自信を持って迎える今季、福森自身がその中で主軸を張り続け、堂々の結果をつかみ取る。(砂田秀人)

 〇・・・興梠がJ1の「開幕対戦カードオンライン記者会見」にチームを代表して出席し「ミシャサッカーの1トップをやっていれば、2ケタは取らないといけない」と2年ぶりの10得点以上を加入1年目の絶対目標に掲げた。「チームとしての目標はACL圏内。個人的にはタイトルを取るために札幌に来たので。トップを目指してやっていきたい」と1得点に終わった昨季からの巻き返しを図る。

ヘディングでゴールを狙う福森(カメラ・砂田秀人)
左足でシュートを放つJ1札幌FW興梠
すべての写真を見る 2枚

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請