広島の今季開幕投手を争う大瀬良大地、九里亜蓮、森下暢仁の3投手が、沖縄2次キャンプ初日の15日、そろってフリー打撃に登板した。2番目に登板した大瀬良は、すべて直球で41球を投げ込み、安打性2本という抜群の安定感。「打者との距離感、感覚を思い出すことが出来て良かった」と手応えをにじませた。九里は43球で安打性10本、森下は41球で安打性6本だった。以下、登板後の大瀬良の主な一問一答。
―フリー打撃に登板。非常に良かったのでは
「とりあえず、まあまあだと思います」
―何をテーマに登板
「初めての対打者。とりあえず、ストライクゾーンに投げて打ってもらおうかなと。その中で打者との距離感、感覚を思い出すことができればいいと思っていた。それがちゃんと出来て良かったと思います」
―オール直球
「『直球だけで』と言われたので。(捕手の)持丸に『真ん中に構えといて』と」
―状態が上がってきた
「投げているこっちはもう少しかなと思って投げていたのですが、それでもファウルが多かった。思っているよりいいのかなという感じです」
―日南から沖縄へ移動。スイッチも切り替わった?
「日南の最後のブルペンで、ある程度、出力を上げてこっちへ来た。ひとつ段階を踏めたので、また次に向けていい調整をしていい段階を踏めるようにやっていきたい」
―開幕投手に向けて
「ちゃんと選んでもらえるように、しっかり準備をしてやりたい。その思いだけです」