なにわ男子の道枝駿佑(19)が、7月29日に公開予定の「今夜、世界からこの恋が消えても」(三木孝浩監督)で、女優・福本莉子(21)とダブル主演することが11日、分かった。道枝は映画初主演となる。眠ると記憶を失う難病「前向性健忘」のヒロインと、彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を抱える主人公の切ない愛を描く、号泣必至のラブストーリーだ。
道枝は「不安も楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したな」と率直な気持ちを明かしつつ、「しっかりと悔いのないように自分らしくやり切りたい」。公開4日前にはハタチを迎えるだけに「『セカコイ』が10代最後の映画になるので、ターニングポイントとなるように、役者として一回りも二回りも成長したい」と10代の集大成として臨むつもりだ。
福本とは昨年10月のテレビ朝日系ドラマ「消えた初恋」でクラスメートとして共演。今回は恋人役を演じることに福本は「道枝さんとは2回目の共演で、いろんな縁が重なっている。一日で記憶がリセットされるという難しい役で不安も大きいのですが、頑張らなきゃなという気持ちでいっぱい」。役柄同様、自身も日記を書き始めたという。
“セカチュー”こと「世界の中心で、愛をさけぶ」(04年)から18年。今年の夏は、「セカコイ」が観客の涙腺を崩壊させる。