柳家かゑるがこの夏、本州一周子ども向け落語会を開催 ダイノジ大谷が背中押す

今夏に全国各地での子ども向け落語会を計画している柳家かゑる
今夏に全国各地での子ども向け落語会を計画している柳家かゑる

 落語家の柳家かゑるがこの夏、バイクで本州を一周し、子供向けの落語会をやる。

 一日一県、地元・埼玉県からスタートし、そこから北上して本州を一周。ゴールの東京都を目指して34都府県を回るという。移動手段はバイク。会場の多くは寺。入場料は投げ銭方式だ。

 そもそもの発端は昨年9月。新宿の寄席の後、以前から世話になっているというお笑いコンビ「ダイノジ」の大谷ノブ彦と久々に食事をした席で「なんか、かゑるくんはやりたいことないの?」と聞かれたという。新型コロナ禍で仕事が一気になくなり、アフターコロナとなった後も、今までやってきた仕事が同じように復活するとは思えなかったかゑるは、それまで自分の頭の中だけにあった今回の企画のことを明かした。大谷は「めちゃくちゃいいじゃん!それやりなよ!」と背中を押してくれたという。

 そして年末、大師匠である鈴々舎馬風の女将(おかみ)さんに話をすると、「これからはより自分で動いていく時代よね」と返ってきた。「待ってるだけじゃだめだ」と、かゑるは動く決意を固めた。

 夏休みに合わせて、子供の好きな怪談話を中心に全国を回る。「落語に馴染みのない現代の子ども達に落語を聴いてもらいたい」。その思いがかゑるの原動力だ。無料公演ではなく、投げ銭方式を取ることにしたのも、「お金を出して買い物をするのと同じように、映画やお芝居など”芸術文化“に対価を払う、ということに子どものうちから馴染んでもらいたい」という理由がある。

 師匠である六代目柳家小さんは「この度、弟子のかゑるが何かやらかすそうで。かゑるもそろそろ真打ちの声が掛かる頃です。その前に何かを、と考えたのでしょう。またこのコロナ禍で、何かを感じたのかもしれません。落語の伝道者となれるかどうかは、皆様方のご支援あるのみで御座います。何卒宜しくお願い申し上げます」とコメントをし、応援をしてくれている。

 2月下旬から会場費などに使うためのクラウドファンディングをサイト「CAMPFIRE」で始める予定。夏の夢に向け、かゑるの旅支度が始まる。(瀬戸 花音)

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