フィギュアスケート男子シングルのメダルセレモニーが10日、北京市内で行われた。この日行われたフリーで218・63点をマークし、ショートプログラム(SP)との合計332・60点で優勝したネーサン・チェン(米国)は、表彰台の真ん中に立ち金メダルを首にかけた。
セレモニー後、取材エリアを通過したチェン。しかし地元アメリカのメディアは不在で、素通りするかと思われたが、日本勢のメダリストを待っていた日本メディアの前で足を止めた。2度目の五輪で獲得した悲願の金メダルの感触について問われ、「想像していたよりも、ずっと重かったよ」と笑顔でコメントした。
世界一を決めてから、数時間が経過したが「ここまで、とても幸せだよ」とチェン。表彰式については「とてもクールだったよ」と振り返り、報道陣の質問一つ一つに丁寧に対応していた。