静かなブーム「東京10社巡り」…「亀戸天神社」を訪ねた後は絶品のお汁粉を…締めは老酒飲みながら「亀戸餃子」2皿ペロリ

スポーツ報知
老舗「船橋屋」のお汁粉は絶品

 「東京10社巡り」が静かなブームになっている。1868年(明治元年)に明治天皇が准勅祭(じゅんちょくさい)神社として定め、東京の鎮護と万民の安泰を祈ったという。1975年(昭和50年)には昭和天皇即位50年を奉祝して関係神社が協議。23区内の10社を巡るツアーが企画され、観光的な要素をもつようになった。そこで私は今年の目標を「東京10社巡り」に設定。ちょい飲みをプラスした“ほろ酔い散歩”を楽しむことにした。

 あなたは神様を信じますか。私は1度だけ、その存在に感謝したことがある。40年前以上の大学受験の時だった。入試直前に受講した予備校の対策試験。世界史の問題に悶絶(もんぜつ)したことがある。「2年間、何を勉強したんだ」と自分を責め続け、不安を抱えながら第一志望の入試会場に向かった。

 ところが、人生なにが起こるかわからない。世界史の入試。対策試験で大苦戦した時とほぼ同じ問題が出てきて腰を抜かした。「夢じゃないのか」と自分の頬を何度も叩き、「神様ありがとう」と両手を合わせて天を仰いだ。合格は実力ではない。神様のおかげかもしれない。

 という訳でスタートは学問の神様、亀戸天神社。JR亀戸駅から徒歩15分。重ねられた絵馬に受験生の願いが込められている。神妙な気持ちで手を合わせた後、近くの1805年(文化2年)創業の老舗(しにせ)「船橋屋本店」でお汁粉をいただいた。私はお酒も好きだが甘い物にも目がない“二刀流”なのである。

 締めは「亀戸餃子」で一杯。老酒を飲みながら焼き餃子を2皿。ここには高校時代から通っていて何度も自宅に持ち帰ったことがある。しかし、外はカリカリで中はジューシーの醍醐味を味わうことは一度もなかった。それ以来、「亀戸餃子」は店内で食べるべしと決めた。若い頃は5~6皿が定番。現在は2皿がベストか。改めて齢(よわい)を重ねてきたことの重みを実感している。(今関 達巳)

 ◇東京10社 10社とは芝大神宮(港区)、品川神社(品川区)、赤坂氷川神社(港区)、日枝神社(千代田区)、白山神社(文京区)、王子神社(北区)、根津神社(文京区)、神田明神(千代田区)、亀戸天神社(江東区)、富岡八幡宮(江東区)のこと。「東京10社巡り」の御朱印や絵馬を集めるのも楽しみの一つかも。

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