北京五輪の現地取材班の記者日記では、スポーツ報知記者の見た、聞いた、感じた!を届けます。
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バブル方式の今大会、食事はもっぱら試合会場のメディアセンター内にあるラウンジで調達している。売店はチャーハン単品が30元(約600円)。おかず付きのお弁当は60元(約1200円)とあって、決して安くはない…というわけで、自然と「免費」のコーナーに目がいく。無料で食べていいサービス品。この中に「番茄(ばんか)」と書かれたカップ麺があって、大変美味だ。
番茄とはトマトのこと。溶き卵やキクラゲなどの具材も確認できる。ちょうど酸辣湯麺(スーラータンメン)のような味わいで、酸味と辛み、トマトのうまみがたまらない。張家口エリアは連日、氷点下10度台を当たり前に記録。何となく体も寒さに慣れてきたが、「番茄」で温まっているおかげかもしれない。(友)