◆第56回共同通信杯・G3(2月13日、東京・芝1800メートル)追い切り=2月9日、栗東トレセン
昨年の朝日杯FS(3着)以来となるダノンスコーピオン(牡3歳、栗東・安田隆行厩舎、父ロードカナロア)は、CWコースでダイアトニック(7歳オープン)との併せ馬。
1週前にCWコースで81秒8―11秒3としっかり時計を出しているため、この日は川田騎手を背に上がり重点で追走。ラストはしっかり脚を伸ばして12秒0で締めた。放牧を経て、さらに成長したロードカナロア産駒が初戦から動ける態勢を整えている。
安田隆調教師は「併せて内にささるところもありましたが、余力はありましたからね。いい状態ですよ。前走の3着も悲観する内容ではなかったですし、ここで結果を出してほしい」と、初の重賞制覇でクラシック戦線に挑むつもりだ。