市村正親、「ミス・サイゴン」で生涯エンジニア役を宣言「半永久的に車いすに乗ってもやりたい」

スポーツ報知
「ミス・サイゴン」の製作発表に出席した市村正親と高畑充希

 俳優の市村正親らが7日、都内でミュージカル「ミス・サイゴン」(7月29日~8月31日、帝国劇場)の会見に出席した。

 ベトナム戦争で陥落間近のサイゴンを舞台に、エンジニア(市村、駒田一、伊礼彼方、東山義久の4人が交替で出演)の経営するキャバレーで知り合った、ベトナム人少女と米兵の物語。1992年の日本初演から今年30周年を迎える。市村は日本初演以来、エンジニア役で出演。16~17年の前回公演で、”卒業”を明言も、20年にその宣言を撤回していた。

 2020年は製作発表会見を行ったが、コロナ禍で稽古中に中止が決定した。2年ぶりの“再演”に市村は、「こんなに同じ作品に出させてもらえるのは、世界でも類のないこと。2020年にやれなかったけど、30周年の方が語呂がいいのでは。30年やれることは幸せ」と笑顔だった。

 市村はエンジニア役からの卒業は改めて否定し、「これが最後とは言わない。足腰が立つ限りはやりたい。半永久的に、しがみついてでもこの役は逃さない。車いすに乗ってもやりたいです」と気持ちを込めた。同じくエンジニア役を務める駒田、伊礼、東山の3人は「市村さんはレジェンドで神様のような人。車いすを押す役は、僕たちがやりたい」と口をそろえた。

 今作は命、家族がテーマの物語でもある。市村は「僕も子供が2人いるけど、生きがいです。僕もこの子たちのために命をささげたいと思う。子を持って初めて分かることもある」と感慨深く語った。昨年には長男の市村優汰とミュージカル「オリバー」で共演したが、「下の子も歌の勉強を始めているので、親子3人で舞台をやりたいね」と青写真を描いた。

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