小林陵侑、助走速度出ないノーマルヒルでの金メダルは強さの証…現在W杯男子では不採用

スポーツ報知
フラワーセレモニーで表彰台の一番上に立ち喜ぶ小林陵侑(ロイター)

◆北京五輪▽男子ノーマルヒル決勝(6日・国家ジャンプセンター)

 男子個人ノーマルヒル決勝(ヒルサイズ=HS106メートル)で、小林陵侑(土屋ホーム)=が1回目104・5メートル、2回目99・5メートルの合計275・0点で初の金メダルに輝いた。

 ジャンプ男子の五輪金メダルは、1998年長野五輪ラージヒルの船木和喜以来、24年ぶりの快挙。18―19年W杯個人総合を制し、優勝候補に挙げられたエースが期待通りの戴冠。団体2戦を含め、最大4冠のチャンスがある今五輪を、順調に滑り出した。

 ノーマルヒルでの五輪金メダルは、当時70メートル級と呼ばれていた72年札幌五輪の笠谷幸生以来となった。現在、W杯男子で行われているのはラージヒルとフライング(五輪では不採用)。ノーマルヒルはアプローチ(助走)での助走スピードが出ないため、実力がなければ勝利できない。それだけにノーマルヒルでの金メダルは、小林陵の強さを印象付けた。母国開催ではない五輪のジャンプ台で金メダルを獲得した日本選手も初めてだった。

 兄と抱き合った小林陵は「いや~2本ともいいジャンプを飛べたのでうれしかったです。一緒に悔しい思いもうれしい思いもしてきたので、すごくうれしかったです。ノーマル個人いいジャンプができたので、また次の試合につなげたいと思います。この金メダルという結果をすごくうれしく思って、次からも頑張っていきたい」と喜んだ。フラワーセレモニーでは、表彰台で一番高い場所に立って喜んでいた。

 2月6日は、50年前の札幌五輪70メートル級で「日の丸飛行隊」が表彰台を独占して50年の節目だった。

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