J1清水20歳FW栗原イブラヒムジュニアがダイビングヘッドでチーム今季“1号”…J2仙台と練習試合

スポーツ報知
清水FW栗原(左)は力強いドリブル突破を見せる(カメラ・内田 拓希)

J1清水エスパルスは4日、キャンプ中の鹿児島市内でJ2仙台と練習試合(45分×3本)を行い、1―3で敗れた。守備面では課題を露呈するも、3本目にMF高橋大悟(22)のクロスからFW栗原イブラヒムジュニア(20)がヘディング弾。期限付き移籍から復帰した2人が、チームの“今季1号”を挙げた。

 清水の次代を担う若武者が輝いた。3本目27分、ペナルティーエリア右に侵入したMF高橋が左足でクロスを上げると、FW栗原がマークをはじき飛ばしながらダイビングヘッド。途中出場した2人の連係でネットを揺らした。対外試合2戦目(1日の磐田戦は0●1)で「チーム1号」を記録した栗原は「得意な形。チームの最初のゴールを決められてうれしいです」と汗を拭った。

 やるべきことは分かっていた。1本目の14分から7分間で3失点した苦しい展開を、高橋は「パス回しの流れが良くない」と分析した。右サイドMFに入った2本目はワンタッチでボールをつなぎ、2本目32分から出場した栗原も「空中戦で勝つのが役割」と191センチの長身を生かしたポストプレーで好機を演出した。平岡宏章監督(52)も「2、3本目は攻撃の形をつくれた」とうなずいた。

 成長を結果で示した。2人は期限付き移籍からの復帰組だ。昨季、北九州で10点を挙げた高橋は「ゴール、アシストに貪欲になった」。全試合フル出場、練習も皆勤するプロ意識を得て帰ってきた。JFL鈴鹿でプレーした栗原は「プロ3年目。もっとアピールしていかないといけない」と自覚を口にする。

 5日にキャンプを打ち上げ、19日の開幕戦(対札幌、アイスタ)に向けた最終調整に入る。高橋が「ゴール前の質を上げていく」と言えば、栗原も「若手が活躍すればチームにとって大きい」と前線の定位置争いに意気込む。伸び盛りの2人が、エスパを活性化する。

(内田 拓希)

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