宇野昌磨、4日開幕団体で先陣…ネーサン・チェンらと対決「失敗したらごめんなさい」昌磨節出た

鋭い目つきで公式練習に臨んだ宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
鋭い目つきで公式練習に臨んだ宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

 フィギュアスケートの団体は開会式当日の4日から始まる。最初の男子ショートプログラム(SP)は、日本は宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=が、2大会連続で初陣を飾ることが3日に決定した。日本の初メダルへ弾みをつける大役を託された宇野は本番リンクで初練習し、4種類の4回転を着氷するなど、念入りにジャンプを確認。米国は世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(22)らが名を連ねた決戦へ、「失敗したらごめんなさい」と宇野らしさ全開の意気込みを吐いた。

 五輪マークが描かれたメインリンクに、宇野が姿を現した。この日、初めて会場に入り、初滑り。フリップ、ループ、サルコー、トウループの4回転ジャンプを着氷し、「『これが跳びにくい』っていうのは感じなかった」と好感触。その後、午後に行われたサブリンクでの練習では、4回転―3回転の連続トウループの10本成功を含め、計22本の4回転を降りるなど圧巻の調整を見せつけたが、「まだ…、本調子じゃない」とさらり。さらにギアを上げていきそうなオーラを漂わせた。

 18年平昌五輪に続き、団体は日本勢のトップバッターに抜てき。初のメダルにも期待が高まっており、宇野の好発進がチームに勢いをもたらす。前回は団体SP1位で後続にバトンをつないだ。今大会も同じ役目を担い「1番手って聞きました…」と苦笑いしたが、「『失敗したらごめん』とは思うけど、頑張りたい。最善は尽くしたい」。米国は世界選手権3連覇中のネーサン・チェンがSPを滑る。攻めの姿勢を貫くことは普段の試合と変わらない。「失敗したくないと思ったジャンプでの成功より、練習通り挑めての失敗の方が今後の成長に絶対つながる」と強気。ただ、最後には念押しで「全然ダメだったら真剣に謝りたい」と笑った。

 この日、コーチのステファン・ランビエル氏(36)がスイス出国前に新型コロナの検査で陽性反応が出たことを公表。症状はないが、北京入りはまだ先になる見通しとなった。突然の事態にも動じることなく「選手が試合に出られないくらい悔しい気持ちがあると思う。早く無事に来られることを願っている」とコーチの心情を思いやり、「不安はない。逆に練習通りできていいかもしれない」と前を向いた。4年間の成長をこの五輪で証明する。(小林 玲花)

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