◆第71回川崎記念・交流G1(2月2日、川崎競馬場・ダート2100メートル=良)
古馬13頭(JRA6、南関東7)で争われた交流G1は、川田将雅騎手とコンビを組んだ1番人気のチュウワウィザード(牡7歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キングカメハメハ)が4馬身差の圧勝で20年に続く勝利を飾った。G1は交流を含む4勝目。中団でじっくり構えると、直線は3番手から抜け出し、後続を楽に突き離した。次走は昨年2着に敗れたドバイ・ワールドカップ・G1(3月26日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)を目指す。勝ち時計は2分14秒9。
2着は9番人気のエルデュクラージュ(本田正重騎手)。さらに頭差の3着には3番人気のヴェルテックス(横山武史騎手)が続いた。
横山武騎手はヴェルテックスに騎乗した際、4コーナーで外側に斜行し、他馬の走行を妨害。この件について川崎競馬裁決委員から、4日間(2月3、4、7、8日)の騎乗停止処分を下された。この4コーナーでは6番人気のタービランス(森泰斗騎手)が競走中止となっている。
横山武史騎手(ヴェルテックス=3着)「距離が400メートル短くなっても馬は対応してくれた。馬自体の感触は良かったが、4コーナーのアクシデントは申し訳ない」