北京五輪でフィギュアスケート女子の金メダル最有力候補で15歳のカミラ・ワリエワ(ROC)が2日、会場の首都体育館で初滑りを行った。アレクサンドラ・トルソワ(17)、アンナ・シェルバコワ(17)とリンクサイドに姿を現すと、スタンドで見守る平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワと手を振り合った。
練習開始5分後の曲かけはフリー「ボレロ」。曲かけ前には4回転を1本も跳ばなかったが、冒頭“ぶっつけ”のサルコーを両手を挙げて成功。続くトリプルアクセル(3回転半)も決め、4回転―3回転の連続トウループも着氷。後半の4回転トウループは両足着氷になったが、すべてのジャンプを両手を挙げて降りた。