社会人野球のヤマハは1日、浜松市内で新入団会見を行った。掛川西高の145キロ左腕・沢山優介投手(18)ら4人が参加して目標を語った。
昨夏、静岡高校野球界で「ナンバーワン」と評された左腕が社会人でも暴れ回る。沢山は「ストレートで押していくのが自分のスタイルなので磨いていきたい。目標は年内に150キロ出すことです」ときっぱり言い切った。1月31日に入寮。今後は本格的に練習に参加できる。室田信正監督(48)も「高校生と思えぬマウンドさばき。落ち着いている」とルーキーに期待を寄せた。
背番号は34に決まった。沢山は「プロ野球では山本昌さんや金田(正一)さんのようなすごい左投手が付けていた番号。自分もそうなっていきたい」とレジェンド左腕の背中を追って進化していく構えだ。
河野颯太投手(横浜商科大)「真っすぐで空振りが取れるのが持ち味なので磨いていきたい」
金原祥太投手(東北福祉大)「得意球はカットボール。相手にフルスイングさせないように有効に使いたい」
中田悠斗外野手(中大)「新人らしくハツラツとしたプレーで貢献したい。前野さんのように走攻守そろった選手を目指します」