北京五輪日本選手団の結団式が29日、都内で行われ、伊東秀仁団長は選手団本隊(83人)が30日の中国渡航に向けたPCR検査で全員陰性が確認されたと明かした。「まずは安堵(あんど)しています。選手がリラックスして、厳しい中でも最高のパフォーマンスが発揮できるようにしていきたい」と力を込めた。
今大会は、外界から隔離したクローズド・ループ方式で開催。毎日のPCR検査を始め、厳格な感染対策の下で運営される。主将を務めるスピードスケート女子の高木美帆(日体大職)は「主将として北京五輪に挑めて誇りに思う。自分が集中すべきことに目を向けて取り組んで、超えていきたい」と決意を語っていた。