楽天・田中将大投手(33)が29日、仙台市内の楽天生命パークで自主トレを公開し、オンラインで取材に対応。今季について「もちろん日本一と、昨シーズンの自分の投球内容というものもふがいなかったので、そこをもう1段階、もう2段階上げていけるように」と雪辱を誓った。
米大リーグから8年ぶりに復帰した昨季は、23試合で4勝9敗で、プロ入り後初の負け越し。援護率2・16は両リーグ規定投球回到達者の中で最下位と援護に恵まれなかった。一方で、防御率はチームトップの3・01、クオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)は17度と抜群の安定感を誇った。
この日はブルペンに入り、捕手を座らせて直球のみ20球を投げ込んだ。「まずはしっかり直球を投げられるようにと思って。去年の今頃より、数段上のところに自分を置くことはできている」と手応えを口にした。