カタールW杯アジア最終予選サウジアラビア戦(2月1日・埼玉)に臨む日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)が28日、オンライン取材に応じた。
2―0で勝利した27日の中国戦については「勝てたことが全て。追加点が取れたのはポジティブに考えている」と振り返り。次戦は昨年10月のアウェー戦で0―1で敗れた首位・サウジアラビアが相手となるが「チームとして完成度が高い。所属クラブが同じ選手が多い印象で、ボールの動かし方も洗練されている。気持ちの面でもフィジカルでも、もう1、2個ギアを上げないといけないと思う」と警戒を強めた。
対策として、効果的との見解を示したのがカウンター攻撃だ。「ボールを持たせてカウンターを狙うのもオプションとしてあると思う。アウェーでもそれでチャンスを作っていた」と遠藤。実際に前回対戦では、カウンターからMF鎌田大地(フランクフルト)のパスに抜け出したFW大迫勇也(神戸)が決定機を迎えるなど見せ場は作った。リベンジマッチへ向けても有効な手段となるはずだ。