【高校野球】静岡県勢35年ぶりセンバツW出場へ 聖隷クリストファー・弓達寛之主将「ワクワクしています」

スポーツ報知
ウオーミングアップでダッシュする聖隷クリストファーの弓達寛之主将(手前)

 第94回センバツ高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が28日に行われる。昨秋東海王者の日大三島は84年以来38年ぶり2度目の選出が濃厚。同準優勝の聖隷クリストファーも85年の創部以来初めての甲子園切符が有力視される。両校は27日、それぞれのグラウンドで調整し運命の日に備えた。県勢から2校センバツに出場すれば87年の富士、富士宮西以来35年ぶり6度目となる。

 「運命の日」を翌日に控えても、聖隷ナインの表情に浮ついたものはない。下半身を鍛えるウォーミングアップを念入りに済ませると、緩い球を木製バットで打つハーフバッティング、マシンを使ったフリー打撃、そして守備練習。「普段と変わりません。自分たちを追い込んで練習しました」と弓達(ゆだて)寛之主将(2年)。午後1時半から約6時間、たっぷりと汗を流して1日を終えた。

 昨秋の東海大会はケガ人も続出してピンチの連続。それでも準優勝という結果を残し、ナインはたくましく変わった。「夏の大会という遠い目標より、センバツという目標ができた。ベンチに入りたい、レギュラーになりたい、という気持ちで練習している」と上村敏正監督(64)は意識の高さを認めた。

 体つきもひと回り大きくなっている。昨秋パワー不足を感じた選手たちは、意欲的に筋トレに取り組んだ。「毎日見ているから分からない」と指揮官は笑うが、「たくさん食べて、体重が62キロから70キロまで増えました」と弓達主将はうなずいた。

 1985年の創部から38年目での甲子園初出場へ、決定の時が近づいている。「緊張もありますし、ワクワクもしています」と話し、クラスの友人も「すごいね」と楽しみにしてくれているという。周囲の期待に応えるため、日々の練習に真剣に取り組み、成長していく。「やることはいっぱいあります」と話す弓達主将の目に油断はなかった。(里見 祐司)

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