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J1磐田、3季ぶりにJ1で戦う遠藤保仁「残留は最低限の目標。一つでも上の順位で終わりたい」

スポーツ報知
セットプレーの練習でフリーキックを蹴る磐田MF遠藤

 J1ジュビロ磐田は27日、鹿児島キャンプ8日目を迎え、午前の1部練習を行った。28日に42歳の誕生日を迎えるMF遠藤保仁が、セットプレーの練習で絶妙なクロスを何度も上げ攻撃を活性化。昨季J2トップ75得点の「磐田の心臓」が今季もチームをグイグイ引っ張る。

 故郷の鹿児島で25年目のシーズンを迎え、41歳最後の日に「サッカー選手として誕生日を迎えられることは幸せなこと」と喜びを朗らかな表情で語った。40分間のセットプレー練習で円熟のボールを供給。「セットプレーでの点数は重要になってくる」。全体練習後は伊藤彰監督(49)を交え、入念に戦術の確認を行った。

 開幕へ順調にコンディションを上げている。24日のJ2岩手との練習試合(10〇1)では、ボランチで3本目に出場し30分間プレー。FW杉本健勇(29)のハットトリックなど「いい感じでゲームができた」と手応え。「(伊藤監督は)分かりやすく戦術を説明してくれている。少しずつ理解している段階」とうなずいた。

 3季ぶりJ1で戦うチームに「残留は最低限の目標。一つでも上の順位で終わりたい」。年齢を重ねても、磐田に完全移籍して最初のシーズンでも、これまで通り準備をしっかりして臨むだけだ。「終わった時にいいシーズンだったと思えるようにしたい」と話した。(森 智宏)

 〇…MF鈴木雄斗(28)が「ハードワーク」を誓った。昨季はチーム最多タイの41試合に出場し、キャリアハイの8得点。チーム勝利のための「ハードワーク」が要因と強調し、今季も目標の数字は設定せず。「サイドからクロスに入っていく動き」「危険な所で守備をする」「隙をつくらずポジショニングをする」とチームのために戦い抜くと誓った。

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