楽天・早川隆久投手(23)が“師匠超え”を誓った。27日、楽天生命で自主トレを公開し、オンラインで取材に対応。オフは母校・早大の先輩で、同じ左腕のソフトバンク・和田毅投手(40)に弟子入りした。10年に17勝、16年に15勝を挙げ最多勝を獲得した師匠から「それを超えてもらいたい」と“指令”があったと明かし「そこを目指してやっていければ」と意気込んだ。
昨季は9勝7敗と奮闘したが、球団左腕初の2ケタ勝利はお預けに。イニング数を多く投げられる、疲労の少ない投球フォームを模索する中で「和田さんの投球を見て、これが自分の求めるフォームというか、けがしない、長年できるフォームなんだなと」。練習メニューの組み方や、年齢に関係なく若手と同じ練習量をこなす姿など、全てに刺激を受けた様子。「2ケタにとどまらず12勝、15勝。その先を目指したい」。和田塾での学びを胸に、さらなる飛躍を目指す。(北川 栞)