高級魚の宝庫!須崎港ほうえい丸でキンメ23尾&洲崎港第2美吉丸でマハタ2尾…今月のトップさん

スポーツ報知
新島沖でキンメを23尾釣った望月さん(ほうえい丸提供)

 報知指定釣店で大物を釣ったり、好釣果を挙げた人を紹介する「今月のトップさん」。今回は南伊豆・須崎港のほうえい丸でキンメダイを23尾釣り上げた人と、南房・洲崎港の第2美吉丸でマハタを2尾上げた人を紹介する。どちらの釣り人も随所に細かい工夫を加えて高級魚をゲットしていた。

 伊豆諸島・新島沖のキンメは、一年を通して2キロオーバーのジャンボサイズが釣れ、脂の乗りも抜群だ。「地キンメ」と呼ばれブランド魚になっている。そのキンメを23尾も釣ったのが、静岡市の望月稔さん(64)だ。

 望月さんが、須崎港のほうえい丸に乗船して新島沖へ向かったのが16日のこと。この日はキンメの食いがよく、「20本バリに12尾掛けで上がってきたこともありましたよ。船に取り込む時に2尾バレてしまったんですが、一度に10尾釣れるなんてあまりない。サイズも1キロを超すものばかり。会心の釣りでしたね」と振り返った。

 5年ほど前からキンメ釣りを始め、今では月に1度のペースでほうえい丸に通う。「キンメは食べてうまいからね。特に新島沖のものは別格。私は煮付け、家族はしゃぶしゃぶにして食べるのが好きですね。干物にしても最高です。(キンメを釣ってくると)家族が喜んでくれるのもうれしい」と笑う。

 望月さんはキンメ釣りでは「チームワークが大切」という。「仕掛けの投入を失敗しないこと。順番に仕掛けを入れていくので、モタモタしている人がいると、その時間だけ船がキンメの群れから離れてしまう。仕掛けを上げる時も隣の人と一緒ではダメ。タイミングをずらして上げてこないと仕掛けが絡んでしまう」

 キンメ釣りでは、水深400メートル前後の深場を狙うため、仕掛けの投入から回収まで約1時間かかる。「一日の投入回数は7~8回。それだけにオマツリなどのトラブルを避けるのが一番大切なんです」と望月さん。仕掛けにもこだわりがある。「仕掛けにはタコベイトや水中ランプなどはつけません。オマツリしやすくなるからね。餌はイカとサバの身だけ。シンプルが一番いい」と言い切った。

 ◆めも キンメ釣りの近況、乗合船は須崎港ほうえい丸(TEL0558・22・1047、HP参照)。

 数ある根魚の中でも高級魚に分別されるマハタ。初釣りで2尾も釣ったのが、横浜市の塩川浩士さん(51)だ。3日、洲崎港の第2美吉丸での釣果だ。

 この日、塩川さんは洲崎沖水深60メートル前後を生きたイワシを泳がせてマハタを狙った。「マハタ釣りではタナ(魚の泳層)取りが重要。オモリが底に着いたら5メートル巻き上げてアタリを待ちます」という。これで2キロを超す良型マハタを2尾釣り上げた。「昨年の初釣りでも0・8キロと2キロのマハタを釣りました。2年連続でいい初釣りができました」と笑う。

 「マハタが釣れたのは運がいいだけ」という塩川さんだが、タナの取り方には工夫を凝らしている。「かけ上がり(深場から浅場へと向かっていく斜面)を狙う時は、例えば底から6メートル上げたら仕掛けを動かしません」。根魚釣りではこまめなタナ取りが基本なのだが、「オモリが底に落ちた時の衝撃で魚をおびえさせてしまうと思う。ですので、なるべく仕掛けを動かしたくない。これも長年、洲崎沖に通ったお陰で海底の地形が頭に入っているので、ムダなタナ取りをしなくてすみます」

  状況見極め 餌のイワシに掛けるハリの位置にも気を配っている。「孫バリはイワシの背側に掛けます。マハタは下からイワシを見上げる形になるので、ハリが見えなくなるんです。また弱ったイワシのほうが食いがいい場合もあるので、その状況を見極めるようにしています」という。

 昨年はマハタを釣りに行けば、「9割以上の確率で釣った」という塩川さん。そんな名手でもまだ4キロを超す大型を手にしたことがない。今年の目標は「ぜひとも4キロ級を釣ることです」と意気込んだ。

 報知指定釣店で大物を釣ったり、好釣果を挙げた人を紹介する「今月のトップさん」。今回は南伊豆・須崎港のほうえい丸でキンメダイを23尾釣り上げた人と、南房・洲崎港の第2美吉丸でマハタを2尾上げた人を紹介する。どちらの釣り人も随所に細かい工夫を加えて高級魚をゲットしていた。

 ◆めも マハタ釣りの近況、乗合船は洲崎港第2美吉丸(TEL090・7008・0802、HP参照)。

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