「OB秋広は特別」 江戸川は「守り勝つ野球」で初出場目指す 第52回春季全国大会東京都東支部予選

スポーツ報知
春の全国大会初出場場を目指す江戸川ボーイズ

◇中学生の部チーム紹介

 ボーイズリーグの東京都東支部は東日本ブロック(北海道、東北、関東甲信越)の中学生の部で唯一、2月に春季全国大会予選(大田区長杯)を行う。切符は一枚。会場は本大会のメイン球場でもある大田スタジアムだ。2011年夏以来、春は初めての全国大会出場を目指す江戸川ボーイズを紹介する。

 年明け早々の江戸川河川敷。江戸川ボーイズの選手たちは、冬日なのに実戦形式の練習に取り組んでいた。けが予防のためストレッチや体幹トレに時間を割く北口智広監督(47)の口癖は「じっくり育てる」。だが、全国大会予選の初戦が2月13日(VS志村)とあっては、寒くても仕上げを急がざるを得ないようだ。

 創部26年目で全国大会出場は2011年夏の一度だけ。それを機に北口監督は「勝つことよりけがなく育てて高校へ送り出すことが大事」と気付き、指導方針を育成重視に変えた。そのため、早熟の大型選手より平均か、やや小柄な選手が集まる傾向が強くなった。

 だが、OBの“出世頭”は巨人2年目の身長2メートル2センチ・秋広優人内野手(19)。「兄の涼太(中央学院大4年)がウチにいたので入ってきました。もちろん早熟でしたが、オスグッド(成長期に多い膝などの痛み)を抱えていたので無理はさせなかった。ほかの選手と同じように柔軟性の大切さや体の正しい動かし方をしっかり教えました。優人は特別ですが、ほかにも高校でレギュラーを取っている選手は多い」と北口監督は成果を強調する。

 現チームは1、2年生28人。「守り勝つ野球」で予選突破を目指す。投手は身体能力の高い右腕・田代廉都をエースに右は阿部奏人主将、山本昊、藤井一希、左は荒木宏哲とそろう。田代は「スライダーのキレに自信がある。攻めの気持ちを忘れず安定した投球をしたい」と意気込んだ。

 打線は「二塁打の多い中距離ヒッター」近泉詩穏が4番に座り、1番は期待の1年生捕手・大塚壱芯。「ミートする力が長所と言われますが、課題は打席での状況判断。一つでも多く勝ちたい」と活躍を期す。監督に「(成長は)ゆっくりでいい」と言われても、夢を懸けた戦いでは、熱くならずにいられない。

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