【オリックス】山本由伸3億7000万円でサイン、高卒6年目ダル&マー超え

スポーツ報知
契約更改し、今季への誓いに「日本一」と記したオリックス・山本由伸(代表撮影)

 オリックス・山本由伸投手(23)が27日、大阪・舞洲の球団施設内で12球団の大トリとなる契約交渉に臨み、今オフ球界最高の昇給額となる2億2000万円増の年俸3億7000万円でサインした。球団最速の3億円突破。高卒6年目の年俸では日本ハム・ダルビッシュ(所属は当時)、楽天・田中将を抜く史上最高額となった。

 会見で具体的な金額を問われた山本が、ニタッと笑った。「正尚さんよりは下ですね…」。チームトップだった吉田正の年俸4億円に及ばなくても、昨季の1億5000万円から一気に2億円台を通過した。高卒6年目ではダルビッシュと田中将を抜く史上最高額の3億7000万円。キャンプイン5日前にサインした。

 プロ6年目での3億円突破は史上最速タイ。イチロー氏(米マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)でさえ7年目だった。球団6年目に限っても、吉田正の2億8000万円を上回る最高年俸。12球団大トリで行われた契約更改では、今後の進路についても踏み込んだ。

 「将来の話もしっかり。真剣に、時間をかけて(球団と)話したのは初めてです」。昨年12月に出身地の岡山・備前市でも口にした米大リーグの夢。海外FA権の取得は順調にいっても5年後だ。沢村賞右腕は「本当に何かが決まったわけでは全くないので」と強調し、「しっかり話をしていただき、球団にはすごく感謝しています」。ポスティングシステムでのメジャー挑戦を含め、その思いを聞いた福良GMは「(本人の)夢はね。ゆっくり話していこうか、というところ」と一定の理解を示した。

 昨季はパ・リーグMVPなど9冠に輝いたエース。「去年の自分を上回れるように。(タイトルは)全部取りたい」と評価に見合う働きをする準備はできている。自主トレ中の投球練習では自身の最速158キロに迫る155キロを計測。「疑惑の…」と“参考記録”としたが、仕上がりは順調のようだ。栗山ジャパン入り、23年春に開催が予定されるWBCにも「選んでいただけるような選手でいられるように頑張りたい」と意欲十分。「多分、今年のコンディションはいい。チームとしては連覇できるように。その先、日本一になれるように」。シーズン15連勝の記録も継続中。名実ともに王道を突き進む。(長田 亨)

 ◆山本由伸(やまもと・よしのぶ)1998年8月17日、岡山・備前市出身。23歳。小学1年で野球を始める。宮崎・都城高では甲子園出場なし。16年ドラフト4位でオリックス入団。プロ初登板は17年8月20日のロッテ戦(京セラD)、プロ初勝利は同9月1日のロッテ戦(ZOZO)でいずれも先発。178センチ、80キロ。右投右打。独身。

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