セルティック指揮官「旗手はもっともっとできる」 日本人MFについて「強い信念でトップに」と予言

スポーツ報知
旗手怜央(ロイター)

 セルティックMF旗手怜央のデビュー2戦目は、リーグ3位のハーツとのアウェイ戦。そこで初ゴールが飛び出した。前半27分、自らドリブルで進んで、PA手前5メートルの位置から右足を鋭く振ると、矢のようなシュートが左隅に飛び込んだ。

 キックオフの瞬間から大声でセルティックを威圧し続けていた満員のアウェイサポーターが一瞬、声をなくした。このスーパーゴールには冷静なポステコグルー監督も思わず両手を突き上げ、先制した喜びをあらわにした。 

 さらに旗手は前半35分、オライリーにピッチ中央から見事なスルーパスを通して2点目の起点にもなった。

 後半は、ハーツがボイスのゴールで1点差に詰め寄り、さらにPKを得たが、これはポストに当てて失敗。結局、セルティックが旗手の活躍で奪った2点を守り切る形で、2-1のスコアで競り勝った。

 ポステコグルー監督は試合直後の会見で、薄氷のアウェイ勝利に対し「相手のサポーターが一丸となってチームを後押ししていた。戦うのが非常に難しいスタジアム。しかし最終的にはよく守り切った」と厳しい表情で語った。

 ただ、旗手のゴールに話題が移ると、まず「superb」(実に見事)と一言。満員のアウェイサポーターを沈黙させた凄まじいシュートには「まだまだ序の口。もっともっとできる選手だ」とキッパリ。さらには「彼にはトップに上り詰めるという強い信念がある。非常に野心が強い若者だ」と続けて、たった2試合でスコットランドにその名をとどろかせた24歳の可能性の高さに舌を巻いた。

 一方の旗手は試合後、ポステコグルー監督の後に会見場に姿を現すと、「ゴールはすごく嬉しかった。しかも2戦目で決めることができて、気持ちが楽になった」と開口一番に話して、新天地での初ゴールを素直に喜んだ。

 しかし、フィジカルなスコットランドのサッカーについて聞かれると「自分の思っていないところから足が出てくる。体も強い。こうした激しさは今まで自分が経験したサッカーとは全く違います」と語って今後の課題としたが、「ただし、僕もフィジカルは強い方。まだまだというところは練習からそのフィーリングをつかんでいきたいと思います」と続けて、ヨーロッパの強さに正面から挑む強い気持ちをあらわにしていた。

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