違法賭博関与の英乃海は1場所出場停止と報酬減額、紫雷はけん責処分…理事会で決定

両国国技館 全景
両国国技館 全景

 日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で理事会を行い、違法賭博に関与した幕内・英乃海と十両・紫雷(ともに木瀬)の懲戒処分を決定した。コンプライアンス委員会の答申通りで、英乃海を出場停止1場所及び報酬減額(20%を2か月)、紫雷をけん責の懲戒処分とした。また、師匠の木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)には、八角理事長(元横綱・北勝海)が弟子の指導について厳重注意を行ったという。

 協会によれば、英乃海と紫雷は、2021年7月下旬と8月中旬の2回に渡り、埼玉・草加市内の違法賭博店において、違法スロット遊技機による賭博を行った。英乃海は掛け金として費消した金額は計10万円に満たず、常習的に繰り返していたとは認められないが、出場停止と報酬減額の懲戒処分が相当と判断した。

 紫雷については、幕内力士の英乃海に連れられ、やむをえずに行為に及んだ面があることは否定できず、賭博行為に及んだ経緯には酌むべき事情があると判断。さらに、入門後9年目にして新十両昇進を果たしながら、師匠の判断で初場所を謹慎休場し、これにより幕下陥落がほぼ確定。既に相応の社会的制裁を受けていると評価し、けん責の懲戒処分が相当と判断したという。

 木瀬親方についても、師匠として同人らの教育及び生活指導を行うべき立場にあり、その監督責任を問い、懲罰事由に該当すると考えられるが、常習的に繰り返したものではないため、行為を予見し、未然に防止することは極めて困難であったと判断。懲戒処分は重きに過ぎると言わざるを得ないとし、今回に限り、懲戒処分は見合わせるのが相当とした。

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