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J2仙台が4期連続の赤字見込みと発表

リモートで取材に応じたJ2仙台の佐々木社長
リモートで取材に応じたJ2仙台の佐々木社長

 J2仙台を運営する株式会社ベガルタ仙台は27日、仙台市内で取締役会を行った。取締役会終了後、佐々木知広社長がリモートで取材に応じ、21年度の業績見込みなどを報告した。

 21年度の業績見込みは1億6600万円の赤字となる見込み。21年度末での債務超過額は、おおむね2億9000万円となる見通し。ただ22年度は2大スポンサーによる大口の協賛金などで、スポンサー収入は16億5000万円を見込む。同収入は前期に比べ5億3300万円ほど増加する見通しで、22年度は5100万円ほどの黒字を見込んでいる。

 Jリーグでは「クラブライセンス制度」により、3期連続で赤字となり、直近年度の赤字額が純資産額を上回った場合はJ1ライセンスが剥奪され、J3以下に降格となると定義されている。

 ただ、新型コロナウイルスの影響による特例措置で、ライセンスは21年度決算までは保証され、23年度決算までは債務超過額が増えなければ、交付される予定。佐々木社長は「債務超過の解消は、1年前倒しで22年度中に取り組んでいきたい。1年でJ1昇格するための憂いがなくなった」などと語っていた。

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