御嶽海、口上に教え採用…中学恩師「感激」涙

口上の文言の由来となった、長野・木曽町中にある石碑(木曽町中提供)
口上の文言の由来となった、長野・木曽町中にある石碑(木曽町中提供)

 御嶽海の大関昇進伝達式を受けて、長野・木曽町立福島中時代の相撲部顧問を務めていた恩師・安藤均さんが26日、スポーツ報知の取材に応じ、万感の思いを語った。

 御嶽海の晴れ舞台は、恩師にとっても特別な日となった。式の開始は午前9時30分頃。安藤さんは勤務中だったため、職場から特別に許可をもらい、協会の公式ユーチューブで見守った。口上には中学時代に教えた言葉が採用。すぐに涙があふれた。「木曽で身につけたものを言葉にしてくれるとは思わなくて、ビックリしました。人生でいろんな感動がありますが、人前で初めて泣いた。言葉にできないほど感激しました」と感極まった。

 御嶽海との関係は中学卒業後も続き、プロ入り後は本場所の前後に激励のLINEを送るのが恒例だ。今場所前のメッセージには「関取らしい相撲で“前に進んで”ください」と、ひそかに昇進への期待を込めていた。まさに念願の新大関にたどりついた。この日、恩師の元には祝福の電話がひっきりなしにかかり、「大関昇進は、やはり別格ですね」と、うれしい悲鳴を上げた。

 昇進の正式決定を受け、故郷・長野は県民栄誉賞を視野に検討を開始した。地元の大スターとなった自慢の教え子に対し、安藤さんは「今まで通り、みなさんに喜びや勇気や感動を与える相撲を取り続け、さりげない思いやりを持ち続ける力士でいてほしいですね」と願った。(竹内 夏紀)

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