オルティスのサヨナラ安打は通算23本、圧倒的な勝負強さで、資格初年度殿堂入り

スポーツ報知
オルティス氏

 2020年のD・ジーター以来の候補1年目で米野球殿堂入りが決まったデービッド・オルティス氏(46)は、DHがほとんどの選手としては、異例の初年度当選となった。主にDHを務めた打者では、首位打者2度、打点王1度の元マリナーズのE・マルティネス(通算打率3割1分2厘、309本塁打、1261打点)が資格10年目の選出で危ぶまれたが、前記したような圧倒的な勝負強さでそれをはね返した。

 ドミニカ出身で1992年マリナーズと契約。当時はアリアスと登録されていたが、1996年9月にツインズ入りして「オルティス」と登録名を変えた。マイナーとメジャーを行ったり来たりしていたが、2003年レッドソックスに移籍すると、先輩でもあるマニー・ラミレス外野手の手ほどきも加わって不動の「DH」として活躍。2004年のヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズでは0勝3敗から、第4戦サヨナラ安打、第5戦サヨナラ2ランを放って、メジャー史上唯一の3連敗から4連勝の立役者となるなど、ポストシーズンを含め通算23本のサヨナラ安打(単打8、二塁打2、本塁打13)を記録した。

 2007年に松坂大輔、岡島秀樹、2013年には上原浩治、田沢純一らとともにワールドチャンピオンに貢献。中でも2013年は打率6割8分8厘、2本塁打、6打点とシリーズMVPに輝く活躍を見せた。

 また、慈善活動にも厚く2011年には「ロベルト・クレメンテ賞」に輝くなど、人柄も評価されている。また現役最終年の2016年には38本塁打、リーグ最多の137打点をマーク。余力を残したままの現役引退も評価を高めることになった。

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