【巨人】ビエイラ 、メジャーよりG党「残って」の声に残留決断「ジャイアンツが自分には合ってる」

隔離期間が明け、ジャイアンツ球場で始動したビエイラ
隔離期間が明け、ジャイアンツ球場で始動したビエイラ
「巨人愛」のビエイラだが、12球団のワッペンが貼られた帽子をかぶる
「巨人愛」のビエイラだが、12球団のワッペンが貼られた帽子をかぶる
「巨人愛」のビエイラだが、12球団のワッペンが貼られた帽子をかぶる
「巨人愛」のビエイラだが、12球団のワッペンが貼られた帽子をかぶる

 巨人のチアゴ・ビエイラ投手(29)が24日、ジャイアンツ愛を全開にして始動した。来日後の隔離期間が終了し、G球場で練習を再開。昨季終了後には、メジャー球団からのオファーも受けながら残留し、「ジャイアンツが自分には合っている」と愛着を語った。始動初日ながら、約40分間にわたって育成のダニエル・ミサキ投手(25)にマンツーマン指導も実施。今季も守護神を務めることが有力な剛腕が来日3年目のスタートを切った。

 明るく、柔らかい表情に、再び巨人の一員として戦う喜びがあふれていた。ビエイラの言葉の端々に、チームへの愛が詰まっていた。今月13日に来日し、隔離期間を経てこの日から練習を再開。残留を決めた理由について問われると、感謝と愛着を口にした。

 「ジャイアンツが自分に合っているチームで、自分に対してよく接してくれている。何よりジャイアンツが日本でプレーするチャンスをくれたチーム。そういうところも大きかった」

 G党の“声”が後押しになった。昨年11月に母国・ブラジルに帰国後、大切な家族との時間を過ごす中で残留を望む声はきっちりと届いていた。これが決断の決め手となった。

 「SNSで多くのジャイアンツのファンから『ジャイアンツに残ってほしい』というメッセージをいただいた。そういうファンの声もあって残留しました。(メジャーからの)契約の詳しい内容に入る前にジャイアンツに残留することを決断していたので、詳しい内容というところまでは把握していない」

 チームに対する熱い思いは、行動にも表れていた。グラウンドでは育成のダニエルとキャッチボールを行い、その後はブルペンへ移動。サンバのダンスのようにキレのある動きで鋭く右手をトップの位置に持ってきたり、ゆっくりとした投球動作の中で体重移動を確認する独特な動きのシャドーピッチングを約40分間かけて熱血指導した。

 関係者によると「リリースで最大限力を出すためのチェックポイントを教えた」とのことで、昨季NPB史上最速の166キロをマークした剛球メソッドを伝授した形。始動初日の“ビエイラ塾”開講は、チーム全体のレベルアップを願う助っ人の心配りに違いない。

 来日2年目の昨季は32試合連続無失点の球団新記録、NPB外国人選手新記録を樹立。56登板で0勝3敗19セーブ、防御率2・93をマークした。注目される最速記録更新には「記録を破ることは考えていなくて。その瞬間、瞬間に一生懸命やって、その結果として後から付いてくるもの」と淡々。しかしG球場で対面した丸が「体が二回りデカくなってる!」と驚がくするなど、肉体強化は進んでいるもようで記録更新にも期待が持てそうだ。

 昨季中盤から担った守護神の座は、再び一から奪いにいく覚悟。「そこは監督の判断。そこのポジションがしっかりと取れるように練習して、アピールしていく。その中でチャンスがあれば全力を尽くしていく」。代名詞となった豪快なガッツポーズで、今季もG党のハートをガッチリとつかむ。(小島 和之)

 ◆巨人のリリーフ事情  昨季はデラロサ、中川、ビエイラ、高梨、鍵谷が勝ちパターンとして起用された。8回までは相手の打順や相性などによって流動的に起用。抑えは開幕時が中川だったが、その後はデラロサ、シーズン途中からはビエイラが務めて、安定感を見せた。4月から先発ローテに入っていた畠が5月下旬に中継ぎへと配置転換され、中継ぎ陣は厚みが増した。

新人診断#特別編「剛と柔」19年ドラ1堀田賢慎&20年ドラ2山崎伊織

隔離期間が明け、ジャイアンツ球場で始動したビエイラ
「巨人愛」のビエイラだが、12球団のワッペンが貼られた帽子をかぶる
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