名古屋は24日、沖縄・南風原町でのキャンプ初日を迎えた。今季から指揮する長谷川健太監督がオンライン取材に応じ、意気込みを口にした。
初日から強度の高い練習を行い、「今日は刺激を与えるトレーニングをした。非常に意欲的に、前向きにできている」。約2週間のキャンプ後、2月19日の開幕節・神戸戦(豊田ス)まで時間が限られる中、「キャンプでどこまでチームを仕上げられるか。戦術を落とし込めるかにかかっている。大事なキャンプ」と見据える。チームに合流していない今季から10番を背負うFWマテウス、GKランゲラックについては、「マテウスは順調にいけばキャンプに間に合う。ランゲラックは微妙という感じ。現状のベストを探りながらチーム編成をしていきたい」と説明した。
新型コロナウイルスの感染が拡大したことを受け、沖縄キャンプを中止したJクラブもあったが、名古屋は関係者の協力もあり、感染対策を十分に行った上で実施できることに。指揮官は、「厳しい状況の中で受けてくれたことに関して、町の関係者、町民のみなさんに感謝したい。その気持ちに応えるシーズンにしていかなければならない」と力を込めた。