西武は24日、昨季までプレーしていた榎田大樹(35)が球団本部ファーム・育成グループ バイオメカニクス(1軍グループ兼務)兼企画室アライアンス戦略に就任したと発表した。
榎田は2010年のドラフト1位で阪神に入団。左のセットアッパーなどで活躍し、18年3月に西武へ移籍。同年11勝を挙げてリーグ優勝に貢献した。昨年は1軍での登板機会がなく、戦力外通告を受けて12月の12球団合同トライアウトにも参加したが、他球団からのオファーはなかった。通算記録は237試合で29勝25敗、3セーブ、60ホールド、防御率4・16。
榎田は今後、投手の動作解析をはじめ、外部の研究所や民間企業と連携して新しいシステムなどを共同開発する業務に携わる。
榎田大樹コメント「現役時代からデータなどの数値には興味があり、意識して取り組んでいました。今回このような職に就いたので、感覚的なところに加えて動作解析した結果を各選手の特長に合わせて伝えていければと思います。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」