C大阪が23日、宮崎キャンプをスタートさせた。16~21日に予定していた沖縄キャンプは新型コロナウイルスの感染拡大を影響を考慮して中止したが、今回は予定通り2月5日まで実施する。
練習終了後、オンライン取材に応じた小菊昭雄監督は「(キャンプは)攻守のゲームモデルを全員で共有すること。それを落とし込んでクオリティーを上げる、そういう時間にしたい」と意気込み。背番号をクラブの歴代の顔が背負ってきた「8」に変更した元日本代表MF乾貴士については「彼も相当の覚悟、強い思いで変更したんだと思う。チームの先頭に立って引っ張ってほしい」と期待を口にした。
また、国内組による日本代表候補合宿に参加していたDF西尾隆矢がこの日からチームに合流。指揮官は「これまで代表に初参加した選手が精悍な顔つき、自信に満ちあふれた表情で帰ってくるのを見てきた。隆矢も特別意識はしてないだろうけど、本当に充実した良い時間だったのだと思う」と変化に目を細めた。守備陣は、DF瀬古歩夢がスイス1部グラスホッパーへ完全移籍した影響は大きいが「今いる選手たちが素晴らしい競争をしてくれている。キャンプでさらに加速させながらチームを構築していきたい」と言葉に力を込めた。